『放浪者メルモス』第3章: 演劇について
このところ17世紀イギリス演劇の話が延々つづき、辟易しています。正直よく知らない分野で、すみませんが間違えてもわからないと思います。でも作者のマチューリンは演劇好きで、彼は本当はこんな小説よりも戯曲を書きたいんです。仕方がありません。
そうなんですが、僭越ながら申し上げますと『バートラム』を訳した限りでは、彼は散文の方が韻文より遥かに上手いです。いえ、彼の散文はとても良いですよ。
このところ17世紀イギリス演劇の話が延々つづき、辟易しています。正直よく知らない分野で、すみませんが間違えてもわからないと思います。でも作者のマチューリンは演劇好きで、彼は本当はこんな小説よりも戯曲を書きたいんです。仕方がありません。
そうなんですが、僭越ながら申し上げますと『バートラム』を訳した限りでは、彼は散文の方が韻文より遥かに上手いです。いえ、彼の散文はとても良いですよ。