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hanekakusiのブログ

『猫とかわうそ』http://hanekakusi.web.fc2.com製作日記です。読書の感想も書いています。

バベル図書館がわからない

読書

最近、スペイン語の得意な人にボルヘスを教えてもらっています。そこで九十九島せんべいをポリポリしつつ、六角形だねとか言いながら『バベルの図書館』を読みました。有名な話なので詳細は割愛するとして、理論上は図書館の本の冊数は有限なんですね。使用できる文字の種類は25文字で、一冊の本に収められる文字数も決まっているし、同じ本はないからです。しかし決まっているとは言え、25の1312000乗という天文学的数字にはなります。一生かかっても絶対読みきれません。

でも、ここで私はわからなくなってしまいました。例えば円周率3.14は循環しない無理数ですが、数字は文字に置き換えるとして、この円周率のどの部分を取ってもそれを書き記したページはあるはずですよね。すると無限の円周率を書き記すには無限のページが必要になってしまいます。私の今日の日記だって同じ文面がどこかにあるはずで、明日の日記も明後日の日記もそうです。しかし明日というのは無限にやってくることができます。図書館の本は有限なはずなのに、どうなっているのかさっぱりわかりません。

教えてくれている人に聞いてみたら「ちょっとわからないけど、図書館の部屋は無限にあるみたいだからね」と言っていました。確かにボルヘスは、本の冊数は例え理論上有限でもバベル図書館は無限だと主張してますもんね。しかし実際どうなんでしょうか。ヒルベルトさんに聞いてみたいです。