hanekakusiのブログ

『猫とかわうそ』http://hanekakusi.web.fc2.com製作日記です。読書の感想も書いています。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『王書(シャー・ナーメ)』

10世紀に書かれたイランの英雄叙事詩です。原著は50代の王に渡り記述した大作らしいですが、日本語に翻訳されているのは一部分だけです。私は東洋文庫のを読みました。古来の伝承を集めたものみたいで、11世紀には『ルバイヤート』が書かれている事を思うと…

更新しました

ホームページをやっと更新できました。 今年は私にとって内面的にはかなり色々変化がありましたが、外面的な成果の乏しい年でした。翻訳もあまりはかどりませんでした。 暇なだけが取り柄の私が次第に多忙になって来たのは残念ではありますが、致し方ありま…

ヘロドトス『歴史』

ペルシャの王キュロス、カンビュセス、ダレイオス、クセルクセスの4代を軸とする歴史書で、とくにペルシャ戦争の記述がメインになっています。後世の本で引用されて見覚えのあるエピソードが沢山出てきます。 私の感想としては、何と言ってもキュロス大王が…